資産形成キャッシュレス競馬のこと

28歳既婚サラリーマン

【資産形成】2019年の資産形成状況について

2019年も残すところあと数時間。

今年に入り、本格的に「高配当株投資」へとシフトしていき、無事整理が終わりました。2018年は方向性がブレて迷っていましたが、「CFを豊かに」をテーマに来年以降も続けていく所存です。

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インデックス投資

さて、ブログを書き始めて競馬以外の記事を書くのが初めてなので、本題の前にまずはこれまでの投資経緯を軽くご紹介します。

大学を卒業し社会人となった2014年4月から、毎月一定額の投資信託を購入する「インデックス投資」を始めました。当時はたしか『日本株5割:先進国株:3割:新興国株:2割』のポートフォリオを設定し、1万円/月程度からスタートしたと記憶しています。

当時はアベノミクスが始まり、いわゆる「黒田バズーカ」が発動されたこともあり、相場環境は非常に良かったです。

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日経平均株価と僕の投資期間

 御覧の通り、細かな下落はあるものの右肩上がりに上昇してきた5年間でした。当時はたしか日経平均株価が14,000円台でしたので、そこから考えると10,000円近く上昇したことになります。

また、2014年はNISA制度が始まった年でもありました。

www.fsa.go.jp

卒業旅行で全財産を使い果たしてのスタートで全く貯金が無く、年間100万円(当時)のNISA枠は十分すぎるほどでした。

順調に含み益も出るような相場環境でしたが、2015年になると一変します。そう、チャイナショックです。

www.nippon.com

詳細の説明はリンク記事に譲りますが、相場が荒れてそれまで堅調だった保有インデックス投信指数も下落。まぁまぁの間「含み損」の状態が続きました。今考えれば、年内には上昇に転じましたし大したことないのですが、人生で初めて「含み損」を抱えてた経験というのは、ある意味貴重だったなと思います。何故なら、①自分のリスク許容度を知る機会を得られたから、②より多くの口数を変えたことで後の利益に繋がったから、です。

投資未経験者が言うやらない理由の大半が「元本割れがイヤ、こわい」というものです。大変な思いをして稼いだ大事なお金が、金融市場や商品市場のボラティリティにより棄損してしまうのがイヤなんですね。その気持ち、すごく分かります。

僕は含み損(元本割れ状態)が続いている間、そもそも投資に回している金額が大したことなかったので(それでも保有財産の8割相当)あまり気にならなかったのですが、その時に初めて「この程度のリスク(危険ではなく”不確実性”)は許容可能だな」と気づきました。つまり、自らのお金を遣わずに想像だけでリスク許容度を測るのではなく、しっかりとリスクを張らないと自分のことって分からないんじゃないかということです。先ほどの「元本割れイヤ」という人も、実はそんなことなかったりする可能性もますし、逆も然りです。

また、含み損期間中も金額を変えずに淡々と積立を続けたことで取得平均単価を下げることができ、相場が回復した際に利益がより大きくなりました。

kinikuk.com

2016年後半から2018年半ばまでは比較的堅調な相場が続き、保有投資信託の基準価格も上昇。そんな時に、順調だったインデックス投資から個別高配当株式投資へとチェンジする2つの出来事が起こります。

1つ目は、Twitter界隈では有名かと思いますが、<三菱サラリーマン(@FREETONSHA)>さんのアカウントを発見したことです。細かい説明は割愛しますが、毎月給与の8割を高配当株式への投資に回し、30歳にしてアーリーリタイア(FIRE)を達成された方です。

america-kabu.com

三菱サラリーマンさんは資産形成のKPIとして「月々の配当金額」を採用されていましたが、インデックス投資ってゴールの設定が非常に難しいなとその時につくづく感じました。積み立てるのはいいけど、いつ現金化するのか、〇%上がったら売却とするのはいいけど、資産形成には向かないのでは、など。高配当株式投資であれば、年に数回の配当金支払い時に自動で利益確定をしてくれるという氏のコメントを読んだときに、非常に納得できたので、高配当株へシフトを始めました。

2つ目は、2018年後半の相場下落により含み益が目減りしていったことです。先述した2015年はまだ保有口数も少なく含み益もほとんどない状況でしたが、2018年は順調に増えていた含み益がみるみる減っていく体験をしました。その時に、仮にリタイア後に相場が暴落してしまったら、それまで積み立ててきたものが吹き飛ぶなと思い、それであれば 自動的に利確する高配当株投資のシステムの方が安心感あるなぁと思い、高配当株投資への意思を固めました。

 

高配当株投資(2019年)

書き始めると思いのほか長くなってしまいました・・・。これまで振り返りをしてこなかったので、大変良い機会ですね。

さて、2019年に入って高配当株へとシフトを開始しまして、現在のポートフォリオは以下の通りとなっております。

 

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2019年末ポートフォリオ

御覧の通り、上位3銘柄で過半数を占めております。しかも全て高配当株の代表格であるタバコセクターということで、ちょっと偏りがありますね。ESG投資流れが加速して、タバコセクター全面安となりましたが、配当金の原資となるキャッシュフロー創出力は他セクターと比べてもそん色なく、そこまで悲観はしていません。

タバコセクターの次に大きい通信セクター(T、ドコモ)ですが、こちらも圧倒的なキャッシュフロー創出力を誇る大手企業です。事業基盤は盤石であり、これから高配当株式投資を始めたい人にはおススメのセクターです。

また、今年受領した配当金実績は96,722円(税後/ドル円=108.64円)となり、銘柄ごとの受取推移は以下の通りとなりました。

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2019年配当金実績


既に記載の通り、今年に入って本格的に高配当株へとシフトしたため、1月は配当金実績がありません。

御覧の通り、過去には日産自動車SUMCO保有していましたが、いずれも今年減配を発表したため、既に売却済みです。

response.jp

minkabu.jp

中長期的な資産形成を行う上で、減配リスクは極力避けたいところ。そういった意味では、はじめの銘柄選定がまずかったということで、今後に活かしていければと思います。

また、毎月配当が入金されるポートフォリオとできたことも個人的には非常に満足しています。特に、日本株と比べて米国株はクオーター毎に配当支払いが行われるので、同じように毎月配当金を受け取ることができるポートフォリオを組む際には一部ミックスすることをオススメ致します。

 

2020年の方針

高配当株式投資へとシフトして2年目となる2020年は、「年間受取配当額24万円(手取りベース)」を目標としていきたいと思います。

現在妻が妊娠しており、4月末に第一子が誕生する予定のためこれまでのように株取得に回せないことが予想されます。一方、だからこそお金に働いてもらう必要性がより高まるということもありますので、月2万円ベースとなる年間24万円を達成すべく積み立てていきます。既存米国株がメインになるかと思いますが、新たに取得したい銘柄ができれば銘柄を増やすことも選択肢の1つです。

足元、年明けは下げて始まる気配、今年は年末にかけて上昇が続き取得タイミングがなかなか無かったと思いますが、リスクを極力コントロールして取得していければと。

 

また来年、この様な報告ができるように頑張りたいと思います。

 

以上。