【競馬】京都大賞典【予想】
今夜は世界中のホースマンの夢、凱旋門賞が仏ロンシャン競馬場で行われます。
これまで出走した日本馬の最高着順は、エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの2着となっています。いずれも勝ち馬はモンジュー、ワークフォース、トレヴなど世界屈指の名馬でした。
今年は、日本から菊花賞馬・キセキ、グランプリホース・ブラストワンピース、天皇賞馬・フィエールマンの3頭が出走します。
日本の悲願を願うばかりですが、世界はさらに強力。史上初の3連覇を狙う名牝・エネイブル(英)、バーデン大賞を14馬身差で圧勝したガイヤース(英)、地元仏ダービー馬ソットサスなどが迎え撃ちます。
年々凱旋門賞が注目されるようになり、今夜もフジテレビで生中継されるそうです。
競馬ファンとしてはうれしい限りですね、皆で応援しましょう。
さて、京都大賞典にいきましょう。
1. レースの特徴
同日に毎日王冠が行われるためか、比較的薄いメンバー構成になることが多い印象。
そうは言ってもやはり名GⅡ、15年勝ち馬ラブリーデイは本レースから天皇賞秋制覇、16年勝ち馬キタサンブラックはジャパンカップ制覇、17年3着シュヴァルグランはジャパンカップ制覇など、秋GⅠにしっかりと繋がっており、注目のレースです。
まず特徴的なのは、過去10年の連対馬20頭のうち18頭が4~5歳馬が占めており、高齢馬には辛いレースとなっています。6歳以上で馬券になったのは12年2着のオウケンブルースリ、17年1着のスマートレイアーとGⅠでも活躍した馬でした。
距離に関して、連対馬20頭中17頭に芝2200m以上の勝ち星、もしくは重賞2着の実績があり、長い距離への適応力が求められます。その他、15頭に京都芝コースでの勝利歴がありました。
血統面では、SS系、中でもディープインパクト産駒は本当によく走ります。
以上から、①4~5歳馬中心、②長距離への適性が求められる、③SS系、中でもディープ産駒に注目、といえます。
2. レース予想
◎16.グローリーウェイズ
〇06.シルヴァンシャー
▲04.エタリオウ
△10.ウラヌスチャーム
×15.レノヴァール
本命◎は今年の天皇賞春2着、同舞台の日経新春杯勝ち馬であるグローリーウェイズにしました。ディープ産駒らしく、京都コースは非常に得意としており、長距離への適性も抜群。相手がそこまで厚くない今回であれば、難なく勝ってくれると思います。
対抗〇は期待を込めてシルヴァンシャー。こちらもグローリーウェイズと同じ4歳のディープ産駒であり、重賞経験こそないものの条件戦を3連勝してOP入りするなど勢いがあります。3走前に同じ京都芝2400で勝っており、距離も問題ないと思います。
単穴▲にはエタリオウ。前走は案外な結果に終わりましたが、菊花賞2着のほか強いメンバーの集まる重賞で好走してきてますので、ここでも好勝負が期待できそうです。
相手△ウラヌスチャームは、牝馬ながら2走前、3走前と長い距離で結果を残している4歳馬。相手は強くなりますが、スマートレイアーのように男馬を負かしてほしいですね。
相手×レノヴァールは、やや穴っぽい1頭。長距離得意なハーツクライ産駒で、2走前に同舞台で勝ち鞍を上げています。
3. 思い出の京都大賞典
毎年毎日王冠だったり凱旋門賞に気を取られて正直ピンときませんでしたが、色々と思い出すと、13年のヒットザターゲットの勝利は驚きでした。
この馬、生涯で重賞3勝を挙げているのですが、そのうち2レースが1枠(白帽)という内枠巧者でした(残る1勝も3枠)。特に13年京都大賞典では、11番人気という低評価を覆しての勝利だったので、非常に大きな衝撃でした。
2013/10/06 第48回 京都大賞典(GⅡ)【ヒットザターゲット】
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